前回が世界初の切手の話だったので、
今回は日本の話。
日本で切手が初めて発売されたのは、
日本で切手が初めて発売されたのは、
郵便制度が始まった1871(明治4)年。
イギリスから遅れること30年ほどとなりました。
手彫り(エッチング)でつくられた版を用いた
「切符手形(きりふてがた)」だそう。
これは料金が前払されたと証明する紙片で、
略して“切手”と呼ばれていたんですね。
日本の近代郵便制度の創始者である前島密(まえじまひそか)が、
そのことを踏まえ postage stamp の訳語にあてました。
こうして単に「切手」という場合も、
「郵便切手」のことを指す言葉となったのです。
前島さんって、1円切手でおなじみのこの人ね。
ちなみに「郵便」という言葉も前島さんが採用しました。
あ、もちろん僕は「竜文切手」もまた、一枚ももっていません。
あ、もちろん僕は「竜文切手」もまた、一枚ももっていません。
あしからず。
参考資料:『切手の歴史』岡田芳朗 著
参考資料:『切手の歴史』岡田芳朗 著