前回ベルギーのレース切手をご紹介しましたが、
それらの上部に「BELGIË-BERGIQUE」
と書かれていたことにお気付きの方、
いらっしゃるでしょうか?
ほらほら、
ほらほら、
アールヌーボー建築などをモチーフにした
これらの切手もそう。
どちらもベルギーを意味する言葉ですが、
BELGIË(ベルヒエ)はオランダ語系のフラマン語、
そしてBELGIQUE(ベルジック)はフランス語による表記。
ともにベルギーの公用語です。
なんで1つの国なのに複数の公用語が存在しているのか。
それにはベルギー建国の歴史が色濃く影響しています。
ここで長々と歴史を振り返るつもりはありませんが、
ここで長々と歴史を振り返るつもりはありませんが、
切手から国の事情とか歴史、政治的采配などが
見えてくることもあるのですよ。
おもしろいよね〜、こんな小さな紙なのに。