2014-12-15

おどろきの切手 part1

世界はあんまりにも広くて、
毎日毎日どこかの国でいろいろな切手が発行されています。

そのなかにはワオと驚くようなものもたくさんあるわけで……。
今後時々はそういう“ワオ切手(ふうじん用語です)”のいくつかを
紹介していきたいと思います。

栄えある1回目はこれよこれこれ。
始め見た時はさすがのボクちゃんもギョッとしました。


見たまんまのゲイ切手でございます。

これはフィンランド本国では今年の9月に発行されたもの。
フィンランドが誇るハードゲイアーティスト(こういうジャンルがあるのかは不明)の
トム・オブ・フィンランドを記念した切手シートとなっています。

トム・オブ・フィンランドについてはウィキペディアにも説明があるので
気になった方は調べてみてください。

この切手シート、すごい人気でいろいろな国からも引き合いがあり、
フィンランド郵政始まって以来の売上を記録したと、
イギリスのゲイニュースサイトでも話題となっていましたよ。

というわけで、せっかく切手販売をしているのだから、
あをぐみショールーム内ショップ【The store】でも、
この切手シートを販売することにしました。
もちろん現定数の販売になりますので、早い者勝ちでございます。

それにしてもフィンランドの懐の深さには感服します。
いろいろな人間がいてもよし、と、
なぜか自分まで許された気がします(猫だけど)。

2014-09-10

きてね♥

こんにちは。
切手ネコふうじんです。


あをぐみショールーム【place by awo】では
ボクがこれまで集めてきた切手の一部を放出する
「切手大好きマルシェ」がはじまりました。

海外の切手市とかで買ってきた切手を
未使用・使用済み含め、いろいろと取りそろえて販売中。
これまでも多くの人に喜んでいただけて
ボクとしてもうれしいかぎりでございます。
これを機に、ぜひ切手の魅力をビリビリと感じちゃってください。

2014-07-05

8強マイナス2

日本にとってはあっという間に終わってしまった
今年のワールドカップですが、
試合自体は続いているわけで……。

今日(明日?)からはいよいよベスト4が決まる
大事な試合ですね。

これまで出そろった
8強の国々の切手をご紹介しようと思ったのですが、
残念ながらボク、
コスタリカとコロンビアの切手を持っていませんでした。
そして再三ブラジル切手は紹介してきたので、それも省略。

というわけで5カ国になってしまいますが
それぞれの違いを楽しんでいただけると幸いに存じます。


フランス。


ドイツ。


ベルギー。


オランダ。


アルゼンチン。

特に最後のアルゼンチンの切手は、
デザインに物語性があってとっても好きです。

みなさんはどの国を応援していますか?

2014-06-20

対ギリシャ戦のあとに

今朝、早起きしたみなさま、今ねむいでしょう。きっと。
早起きした甲斐があったんだかなかったんだか……。
日本のワールドカップブラジル大会の日本は、
もしかしたら次が最後の試合になっちゃうかもしれませんね。

不吉なことを言うのはやめて、
今日対戦したギリシャの切手をご紹介。
ボクがもっているのはこの2枚だけです。

1枚目はこれ。


ギリシャの航空会社である「オリンピック航空」の
大西洋便が就航したのを記念して発行された
1966年の切手です。

切手左端に描かれた、
いわゆるギリシャ柱と言われる独特の柱と
現代的な建築群との対比が好きな1枚です。

そして2枚目。


あ、画像がちょっとぼけてしまいました。ごめんなさい。
これは1985年発行の切手なんですが、
どんな建築物なのかは不明。
スタジアムだとは思うんですが、調べきれず挫折。
……宿題とさせてください。

以上、今日はギリシャ切手の紹介でした。

2014-06-16

ワールドカップ ブラジル大会!

だいぶ久しぶりの更新になってしまったので、
ボクの顔を忘れてしまった人も多いかと。


はい、ご無沙汰してました。
切手ネコのふうじんです。

はじまりましたね、4年に一度のワールドカップ。
そして、早くも日本は初戦で逆転負け……。
幸先の悪いスタートになってしまいましたが、
これから挽回してくれることを信じております。

さて、開催地であるブラジルの切手は、
ボクも割ともっているんですが、
ほとんど全部がオスカー・ニーマイヤーの建築に絡んだものなので
去年紹介しちゃってるんですよね。

でも1枚だけ紹介してないのがあったので、ここで披露。
こちらです。


これ、いわゆるF.D.C.ってやつです。
ご存知ない方が多いと思うので説明しますね。

新しい切手が発行されると、
その切手を貼って発行日の消印を押したこういう封筒が
愛好家のために用意されるんです。
これを「初日カバー(First Day Cover)」というんですが、「F.D.C.」はその略称です。

これもまたブラジル……いや、世界の巨匠建築家である
オスカー・ニーマイヤーさまの建築物がモチーフになった切手。
封筒のデザインもかなりカワイく、ボクのお気に入りとなっております。

次回は日本の対戦国の切手を紹介したいと思います。
おたのしみに。

2014-04-30

切手の買い方

だいぶ久しぶりの更新となってしまいました。
……もうGWですものねえ。
やあ、時間が経つのが早すぎてびびります。

ところで先日、
「普段どういうところで切手を買っているのか」
というご質問をいただきました。
ありがとうございます。

以前もチラッと書きましたが、
ボクが集めている切手に
「入手しづらい」とか「希少価値が高い」というものはま~ったくなくて、
むしろ手に入れやすく見つけやすいものばかりです。

なので、入手先も特殊なところはなく、
主にインターネット上のショップ。
オンラインショップってやつがほとんどです。


切手を探しはじめると、パソコンの前であっという間に時が過ぎ、
「もうやめよう」と思う頃には目がショボショボ。
でも「これは!」というデザインが見つかった時の喜びは
なかなか言葉では表せません。

そして、たま~に海外に行った時なんかは、
切手のお店や郵便局をまわったりもします。
運がいいと切手市がひらかれてたりするのですが、
そうなると1日中そこで過ごすことになるわけです。

切手集めは、集めるという行為もさることながら
買うという行為にもかなり楽しさが含まれているのね。

みなさまも興味が出たら切手販売のサイトを検索してみてください。

2014-02-24

ソチオリンピックを記念して-3

あ〜、さまざなドラマを生みだしたソチオリンピックが
とうとう終わってしまいました。
今回のオリンピックはひときわ人間ドラマに満ちていた気もします。
閉会式のホッキョクグマの涙に、
思わずボクももらい泣き寸前で悶絶。

というわけでこのオリンピック記念シリーズも
この回で終わりにしようと思います。
なのでボクのもっているこんなコレクションをご紹介。


とある切手屋さんで見つけた一冊です。
こんなふうに、いろいろな切手が無造作に貼られたシートでできています。


ほら、冬のスポーツの切手もありますよ。
ちなみにところどころ張られた付箋に書かれているのは、
ボクが調べた情報です。


最も気に入っているのはこの陶磁器の切手。
かわいいでしょ。


ソチオリンピック記念はこのソ連の切手で締めくくるとして、
さあて、次は何のトピックをとりあげましょうか。

2014-02-21

ソチオリンピックを記念して-2

そうこうしているうちに
ソチオリンピックも終盤を迎えておりますが、
まだまだドラマがたくさん生まれそうで
寝不足の日々が続きます。

で、このブログでは引き続き、
そんなドラマの舞台となっているロシア(ソビエト)の切手を紹介。


この2枚はどちらも、ロシアがまだ
ソビエト社会主義共和国連邦だったときのもの。
下の白い方は1966年発行ですが、
上の青いやつは不明(1975年かなあ)。
そしてボクはロシア語が一切判らないので、
何のために発行された切手なのかとか、
詳細はわかりません(ごめんなさい)。
どちらもデザインが気に入って買いました。

ところで、発行年がわからなくてもソ連時代のものだと言えるのは、
いずれの切手にもCCCPという表記があるからです。

これはロシア語表記による「ソ連」の略称なんですね。
でも普段僕らが接しているアルファベット(ラテン文字)ではなく、
キリル文字表記なんです、実は。

つまりCはラテン文字のC(シー)ではなく、
キリル文字のС(ラテン文字に直せばS)。
同様にPはP(ピー)ではなく、
キリル文字のP(ラテン文字でL)なんです、ややこしいことに。
……もうおわかりですね、
要するにCCCPはラテン文字にするとSSSRになるのです。

ちょっとしたティップスを披露したところで
今日はおしまい。
また後日お会いしましょう。

2014-02-09

ソチオリンピックを記念してー1

こんにちは。
切手ネコの風神です。

とうとうソチ冬期オリンピックがはじまりましたね。
ボクは各種競技はもちろんですが、開会式を一番楽しみにしてたので、
何だか既に”おわった感”があります……。

さて、開会式を観た方にはおわかりかと思いますが、
ダンサーとキノコのようなオブジェが集まって、
鯨のカタチになっていたシーンがありました。

あのキノコ的オブジェはロシアでよく見られる建物(主に教会)
のカタチを模したものでございます。

ボクの持っているこの「ロシアの観光シリーズ」切手にも、
そうした建物が描かれた1枚が入っています
(下段右。写真をクリックすれば拡大できますのでじっくりご覧ください)。


それから上段左の1枚はバレエのイラスト。
これまた開会式でたくさんのバレエダンサーが
華々しいダンスを披露していたのが思いだされますね。
バレエもロシアが誇る文化のひとつです。

そしてその右隣(上段真ん中)はマトリョーシカ。
今回のオリンピックから採用された「スノーボード・スロープスタイル」のコースにも
どでかいマトリョーシカがデーンと鎮座してましたよ、見ましたか?

ロシアの切手にはなかなか面白いものがたくさんあるので
これを機に少しご紹介していきたいと思います。
お楽しみに~。